7番劇場

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M-1グランプリ2016感想

 先日M-1を観た。放送時間中は外出していたので録画して。銀シャリが優勝したこと知っていた上での鑑賞。あと全体的に面白かったとの感想を見た気がする。銀シャリ以外に誰が決勝に進んだかまでは知らなかった。来年に向けて感想を書いておく。

 アキナは名前は聞くことはあったけどネタを見たのは多分初めて。結構好きな感じでこれを書きながら2回目を見ている。「5歳ど真ん中走らせてもうてます」が良い。トップバッターじゃなければもっとウケてたのかもしれない。他のネタも見てみたい。

 2番目のカミナリも好きな感じ。U字工事と同じような訛だけどどこ出身なんだろう、と思いながら見ていた(今調べたら茨城だった)。ひっぱたかれたあとの表情が面白い。他の審査員と比べて上沼恵美子の採点が目立つほどに低かったのは何でだろう。

 相席スタートは名前すら聞いたことがなかったけど、コンビ名と見た目とネタの内容がマッチしていて良かった。よくできてるなと感心する内容だった。どちらも誰の周りにでもいそうな感じ。

 ここまではそれなりに面白いけど声を出して笑うと言うほどではなかったけど、銀シャリはめちゃめちゃ面白くて、一気にギアが上がった感じがした。鰻の無邪気な感じが好き。2回目の「レーはレ…?」が良い。そして「ファーはファーのファー」のクライマックス感も面白かった。探偵1号。

 スリムクラブは世界観満載だった。「家族のトーナメント表」が好き。ボケの後の沈黙、と言うか笑いを我慢している感じがめちゃ好き。なんだけど、終始よく分からないまま終わった。探偵2号。

 ハライチは評価は高くなったけど、自分はめちゃくちゃ好きで一番笑っていた。それこそ涙が出るほどに。でも2回目に観たらそうでもなかった。最初に見たときの面白さは何だったんだろう。でもスタイルは好きなので、今後も応援したい。探偵3号。

 スーパーマラドーナはあまり好きな感じではなかった。おかしな人が出てくるネタが好きではないのかもしれない。松本人志の「しんどい」とのコメントに共感した。

 さらば青春の光も面白かった。「能なん!?」が好き。そして「能やん」って言いたい。けど、中盤がピークで最後はうまくまとめた感があった。

 和牛は好きじゃなかった。理由は多分ボケのモラハラ感。あとツッコミの声が好きじゃない。何が面白いのか理解できなかった。

 2本目のスーパーマラドーナは途中からどこかで見たことあると思ってたらNON STYLEだったし、NON STYLEの方が面白い。でも1本目よりは好き。「プロの技術で叩いてますから」は好き。

 和牛は2本目も同じような感じで同じように好きじゃなかったけど、カエルのところは面白かった。全体的にはやはりなんでウケているのかよく分からないままだった。

 2本目の銀シャリは1本目程ではなかったけど、2本目の中では一番面白かった。「その1本の命綱すごいな」がハマった。

 で、結果銀シャリが優勝。関西ではよくテレビで見るけど、今後は全国区のバラエティとかも出るんだろうか。ここ数年はテレビの賞レース(ABC、R-1、キングオブコントM-1)しか見てないけど、来年はもう少しお笑いを追いたい。

1611

 11月初めは旅行先のベトナムで過ごした。ハノイホーチミン。旅行記は今書いているところ。投稿はまた後日。

 帰ってきてからは仕事したり紅葉を観に行ったり。休日に南禅寺に行ったら予想通りもの凄い人で混雑していた。あそこは休日に行くものじゃない。紅葉は終わっているけど冬の間にまた行きたい。その他は、平日午後に休みを取って、小野駅にある随心院に行ったり醍醐寺に行ったり。平日と言うこともあって随心院にはほとんど人がおらず、紅葉も綺麗で心落ち着く時間を過ごせた。来年も行きたい。今度は近くの勧修寺と合わせて。一方で、その後行った醍醐寺は結構混んでいた上に、残念ながら紅葉の見頃も終わっていた。11月中盤が見頃だった模様。次回は要注意。それから、別の休日には安楽寺にも行った。初めて行った所だったけど、なかなか良かった。特に入口の階段にある紅葉は見頃に行けてたらさぞかし綺麗だったことだろう。桜の季節もそうだけど、メジャーなところはこれまでにだいたい行ったし、観光シーズンはあまり知られていない人の少ないところに行きたい。

 本はこの月も全く読まなかった。「君の名は。」の小説版を読んだくらい。10月から読書習慣がなくなってしまっている。あまり良くない傾向。それ以降は、ベトナム旅行から帰ってきてから知った「サイゴンの一番長い日」と言うのを少しずつ読み進めているくらい。

 映画を観たのも2作だけ。借りた「グッド・ライ」と映画館で観た「怒り」。後者は原作も読んでいて内容は知っていたけれど、やはり文庫で上下巻の本を2時間にまとめるのは無理があるのか、各エピソードが浅かった印象。3エピソードいずれも俳優陣の演技は良かったけど。

 そして11月はJリーグが終わった。J1で応援している川崎フロンターレはシーズンを2位で終えチャンピオンシップに進んだけど、鹿島アントラーズとの初戦で敗れた。決勝第2戦のチケットを取っていたのだけれど。残念。そしてJ2で応援している京都サンガはシーズンを5位で終え、J1昇格プレーオフに進んだものの、4位のセレッソ大阪と引き分けて昇格ならず。その試合は雨の中観に行ったけど、選手のこの試合に懸ける想いが伝わってきて、結果は出なかったけれど、チームもサポーターも一丸となれた気がして泣きそうになった。サンガはここで今シーズンの全日程が終了し来シーズンに向けたチーム作りが始まる。今年のチームをどんどん好きになっていただけに残念だけど、来シーズンどんなメンバーで戦うかも楽しみ。監督はできれば石丸さん継続が良いなあ。フロンターレはまだ天皇杯がある。準決勝まで進めば年末に観に行きたい。

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城崎温泉に行ってきた(3)

 だいぶ間が空いてしまったけれど、こちらこちらの続き。今回は1泊2日で行った城崎温泉旅行の2日目について。

 まずは起きて一風呂。宿泊している旅館の内湯に入る。前日の夜同様、誰もいなかった。自宅と違って広々としていて気持ちが良い。朝食は遅めの時間を指定していて、その時間通りに食事処へ。いわゆる旅館の朝食のような感じで、いろいろありすぎて、食べきれなかった。朝はあまり食欲が湧かない。

 10時にチェックアウトして旅館を後にする。しばらく観光することを伝えると、荷物は駅近くの観光案内所まで送っておいてくれて、出発前にそこで受け取れるとのこと。めちゃ便利。妻が山登りに行きたいと言うので、近くにある大師山を登りに行く。標高230mの小さな山で、ロープウェイでも登れるようになっている。中間地点には温泉寺があり、温泉寺の境内から山に入るような感じ。温泉寺の門を通って階段を登り山に入る。そして、山ガールと言うほどではないにせよ、そこそこ山登りが好きな妻はどんどん登って行った。しかし、ここ最近全く運動していない自分にはかなり辛い。途中までは階段が整備されていて登りやすかったはずだけども、中間地点まで行くのもしんどかった。

https://www.instagram.com/p/BKNQDYGAvsU/

 そして、温泉寺を見ながら少し休憩して、そこから先の山道へ。ロープウェイを横目に見たりしながら登っていく。途中、下りてくるおじさん1名とすれ違っただけで、登っている人は誰もいない。月曜日ということもあるだろうけど、ロープウェイに乗っている人はそこそこいた。やはりここは900円払ってロープウェイに乗るべきだった...と思いながらも登る。とは言っても、小さな山なので登りはじめて40分程で頂上に着き、ロープウェイで登ってきた颯爽としている人々を前に汗を流す姿を晒しながらも、ちょっとした達成感に包まれて、山頂からの街並みを拝んだ。

https://www.instagram.com/p/BKNQ2Kxg6Bo/

 

 頂上には子どもが遊べるような遊具(よく公園にあるパンダのやつとか)や軽食屋がある。そして2〜30分程滞在して下山。時々滑りそうになることもあったけど、下りるのは楽だった。ちょうど下りきった頃には雨が降り始めていて、麓にある足湯で疲れを取って、お土産の購入&昼食へ。職場には温泉まんじゅうのようなもの、自分たち用にはあられを買った(気がする)。それから前日に見て気になっていたカバン屋さんに入り、赤いボディバッグを購入。豊岡は鞄の産地のようで、それも豊岡製のもの。数千円程度と安くいい買い物ができた。昼食はいろいろ歩き回った結果「おけしょう鮮魚の海中苑」へ。週末は行列ができるほどの人気店のようで、6種類くらいの魚介類が盛られた海鮮丼が美味しかった。あまりお腹が空いておらず小さめのものにしたけど、大きめの方でも良かったかもしれない。

 そして昼食を済ませて駅で帰りの切符を購入し、観光案内所で荷物を受け取り、しばらく待って再び普通列車で京都へ。帰りは福知山駅で30分待つこともあったりして行きよりもスムーズではなかったけど、帰るまでが旅行だし、ゆっくり帰れるのもまた良かった。二条駅に近づいて行くと、多くの高校生が乗ってきたりして街に、そして現実に戻ってきた印象を受けた。温泉でゆっくりしたり美味しいものを食べたり山登りをしたりと良い旅行だった。これまで二人で温泉地に行くことはなかったけれど、また行きたい。