7番劇場

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京都サンガF.C.対モンテディオ山形(2017J2第1節)

 第2節が始まる前に書こうと思っていたけど下書きのまま放置してた。そして気付けば第3節まで終わってた。すごい今さらだけどせっかくなので。

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 2月26日に京都サンガの2017年開幕戦を見てきた。場所はホーム西京極。いつもはメイン自由席かバック自由席で見ることが多いけど、今回は新しく加入した選手を近くで見たくて指定席を取った。それから初めて買ったユニフォームを着て。13番の高校生ルーキー岩崎のもの。高校生ナンバーワンフォワードとの声があったとしてもルーキー。ベンチに入るかも分からなかったが、メンバー発表を見て無事ベンチにいることを確認した。昨シーズンいなかった選手でスタメンに入ったのは闘莉王、ハ・ソンミン、湯澤、大黒。ベンチはほとんどが新加入選手で、岩崎に加え、仙頭、望月、小屋松、ケヴィンオリス。牟田も昨シーズンは手術をして試合に出れていなかったのでほぼ新戦力と言っても良い。また監督も今シーズンから布部監督に交代。レイソルU-18の監督を少しだけ務めた経験もあるようだけど、Jリーグの監督はデビュー戦。

 システムは去年の4バックから3バックに変更し3-4-2-1。3バックは、本多、闘莉王、染谷。ダブルボランチにハ・ソンミンと吉野。個人的には吉野がレンタルながら残ってくれたのが嬉しい。昨シーズンは途中からの加入だったので今年は1年通して見たい。WBにレイソルからレンタルで来た湯澤と石櫃。湯澤は右SBと聞いていた気がするので本来は右サイドが得意なのかもしれない。で、2シャドーは左にイ・ヨンジェ、右にエスクデロ。そしてトップに大黒。

 試合は前半は全くと言っていい程面白くなかった。相手の3トップに蓋をされてディフェンス3人から前へ繋げず苦し紛れに大黒めがけて縦にポーン。大黒もフィジカルで勝負するタイプではないのでボールをキープできず失って相手ボール。みたいなシーンの繰り返し。そして前半のうちに左サイドを崩されてクロスから失点。そして後半にも更に失点。ただ、その直後に、岩崎と仙頭が二人同時に交代出場してJデビューを果たしたのは良かった。なぜかそこからチームの運動量も上がり、仙頭がボールを散らし、岩崎が縦横無尽に駆け回っていた。その後交代で入ったケヴィン・オリスはただ大きいだけではなくポストプレイもうまくこなし、終盤間際には岩崎の左サイドからクロスにあわせて1点。そして1-2で敗戦。やはり石丸監督のままで良かったのでは…と何度も思ったけど、交代で入った選手が活躍していて今後に期待できそうな気もする。と言うかこの3人がスタメンで良かったと思う。まあ監督も初めての経験な訳で今後試行錯誤していくのでしょう。

  

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 気付けば3月も1/3を過ぎてしまっていたけれど、2月の振り返り。もう何をしていたか覚えていない。と思って撮った写真を見ていたら思い出した。

https://www.instagram.com/p/BQEsaQOANcE/

 まず2月3日には吉田神社の節分祭に行った。その中でもお目当てはこの写真の火炉祭。事前に調べていたところ23時くらいから始まるとのことだったので、22時半くらいに現地に着くように家を出た。初めて行ったけど、今年はちょうど次の日が土曜日だったのでいつもより人が多かったかもしれない。あるいはそうではなかったかもしれないが。早めに着いたから良かったものの、しばらくすると入場制限があり、(後で分かったことだが)下の方で結構な人が待っていた。ただ火が燃えているというだけで、いつまでも見ていられるものだということを知った。これはまた行きたい。

https://www.instagram.com/p/BQHqvAqgrq6/

 それから北野天満宮に梅を観に行った。まだ早かったのでそれほど咲いてはいなかったが、それでも綺麗だった。わざわざ梅を観に行ったのは初めてだったかもしれない。3月いっぱいくらいは咲いてそうなのでもう一度行きたいと思いつつまだ行けてない。京都には他にも名所がいくつかあるようなので、別のところに行くのもあり。

 

スポーツ観戦

 まずJリーグが開幕した。個別に書こうと思ってまだ書いている途中だけど、サンガの開幕戦を観に行ってきた。結果は1-2で敗戦。ルーキー岩崎のユニフォームを着ていったところ、岩崎が交代出場して初戦でJデビューを果たしさらにはアシストを決めたので、もう勝ちに等しいと言って良い試合だった。ただそれまでは真ん中を経由しないサッカーで見ていて面白くなかった。まあ監督変わって初戦なので、もうしばらく様子見。

 それからBリーグを初めて観に行った。こっちは記事を書いている。まず京都ハンナリーズのチアがかわいかった。指定席で買ってみたところ思っていたよりも近くで試合を観れたのが良かった。そしてチアも近かった。試合はハンナリーズの勝利。また今シーズン中にもう1試合くらい観に行きたい。チアかわいいし。

 

読書

 1冊しか読み終わらなかった。妻に勧められて、義理の母から借りて読んだもの。人質となった人々が自分の人生の一コマを朗読形式で共有していく短編集。何でもないようなことと思っていたことでも、年を取って振り返ると特別な時間に思えるものなのかもしれない。「B談話室」「槍投げの青年」「死んだおばあさん」が良かった。

 

映画・ドラマ

 映画もあまり観ていない。映画館で「ザ・コンサルタント」を観て、huluで「ドン・ジョン」と「ラブ・アゲイン」を観たのみ。この中で良かったのは「ラブ・アゲイン」。夫婦愛、17歳女子高生の恋、13歳男子中学生の恋など、いろいろな恋愛が詰まっていながら、お笑い要素もありバランスの良い映画だった。この作品で共演しているライアン・ゴズリングエマ・ストーンが再び共演している「ラ・ラ・ランド」を3月中に観に行きたい。

 ドラマは「東京タラレバ娘」と「カルテット」を録画しているけどあまり観れていない。

 

音楽

 音楽はここ最近にしてはいろいろ聴いた。主にApple Musicで紹介されているものを中心にして、Nulberich、SuchmosbonobosCreepy Nutsなど。特にNulberichが良くて繰り返し聴いている。それから、京音という音楽イベントに行ってきた。2つのライブハウスを行き来して音楽を聴くようなイベント。そこでNulberichやbonobosを含め、他にはKan Sano、Polaris、And Summer Club、SPECIAL OTHERSを観た。スペアザ以外は初見で、やはりNulberichが良かった。今後単独ライブも行ってみたい。

 

とだいたいそんなところ。2月の終盤くらいからSNSを見る時間が減ったような感じがする。1月くらいからはてなブックマークは見る頻度が一気に減ったけど、TwitterInstagramはてなブログも頻度が減っている。かと言って、カルチョビットAなどのスマホゲームに時間を使うようになっただけかもしれず、特に有意義なことには変わった訳でもない気がする。一時的なことかもしれないので、3月もまた振り返りたい。

ハンバーグのパラドクス

 先日30歳になった。お祝いの言葉を家族や友人からいただき、近所でケーキを買って妻と食べた。しかしどうも誕生日を迎えた気がしない。決して30代に入ったことがショックな訳ではない。妻や同級生の多くは先に30歳を迎えている。自分はそこに追いついただけ。妻からのプレゼントはまだもらっていないが、交際時から誕生日プレゼントは一緒に買いに行く方式で、誕生日までに買っていないことがほとんどだ。理由は簡単で、毎年誕生日に妻に作ってもらっているハンバーグをまだ食べられていないことにある。交際するようになって初めて迎えた誕生日から恒例となっているハンバーグ。そのハンバーグをまだ食べられていない。例年ならもうとっくに食べている時期だ。誕生日当日が平日だったとしても次の週末には食べている。

 しかしもう何週間も経つのにまだ作ってもらえていない。週末と言えど彼女は仕事で時間が取れないこともあった。土曜日に出勤し、日曜日には家で仕事をしていた。そう、これは仕事なので仕方ない。ある週末には彼女は実家に帰った。元々彼女の実家方面に二人で遊びに行く予定でついでに帰るとのことだったが、結局遊びに行かなかったのに帰った。まあ、家族の仲が良いのはいいことだ。そしてこの週末、彼女は家族で旅行に行った。もうここまで来ると、まるで狙って予定を入れているかのようにも見える。幸い次の週末には予定がないはずだ。少なくとも今知っている限りでは。

 しかしここで手作りハンバーグにライバルが現れる。年末にふるさと納税で彼女が申し込んだ北海道の冷凍ハンバーグだ。「発送のお知らせ来たし誕生日はあれで良いんじゃない?」と彼女は言い残して旅行に行った。それが先程届いた。まずい。このままでは本当に冷凍ハンバーグで済ませられる可能性がある。彼女は合理主義だ。作らなくても冷凍庫にハンバーグが眠っているのであればわざわざ作らない。3月いっぱいが賞味期限で10個もある。二人で毎週食べても5週間かかる。それに加えてハンバーグを作ってもらうとなるともう3月末まで毎週ハンバーグを食べることになってしまう。嬉しい。けど、嬉しくない。ハンバーグ過多だ。

 そもそも交際を始めて以降ハンバーグを食べることが減ったのが問題だ。「誕生日の特別感を出すために作るのは年一回にしよう。」確かに待ち遠しい。ハンバーグを食べていないと年を取った気がしないくらいに飢えている。外で食べることもあるがそう多くあるわけではない。作ってもらうことに固執しなければ、ハンバーグくらいなら自分一人でも作れる。が、それはなんだか裏技を使っているようでしたくない。普段よくするように少なくとも二人で作りたい。しかしそれはできない。特別感がなくなるからだ。これなら一番好きなものはロールキャベルとでも言っておけば良かった。嬉しさは減るけれども。好きなものだからこそ自宅では年に一回しか食べられない。そんな矛盾を抱えながら次の週末を待っている。