7番劇場

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ヨーロッパ企画「遊星ブンボーグの接近」を観てきました

高校で最初にできた友人が演劇部に入ったこともあってか、演劇と言うものがほのかに好きです。全くもってのめり込む程ではなく、年に1〜2度観る程度なのですが。大人になってから劇団に入った別の中学時代の友人の舞台を観に行ったこともあり、演劇とは緩い縁があります。その場で演じる役者さんやスタッフの皆さんの熱量を直に感じられるのが良い。

 

そしてここ最近毎年必ず観ているのが、京都を拠点に活動する劇団「ヨーロッパ企画」の公演。2012年の第31回公演「月とスイートスポット」を観てから毎年観に行くようになり、今回は第34回公演の「遊星ブンボーグの接近」を観てきました。場所は、京都府立文化芸術会館

 

ヨーロッパ企画は1998年の結成以来コメディを上演していて、初めて観た時からその面白さに虜になっています。今回も数々のシーンで笑い、楽しい2時間を過ごせました。隣のお客さんも声を出して笑っていましたが、会場全体に声を出して笑う雰囲気があるのが好きです。映画館だとなかなかこうはならなかったりするもので。

 

前回は「ビルのゲーツ」というハイテクビルを舞台にしたコメディでしたが、今回は文房具コメディ。懐かしく、暖かい気持ちになれます。パソコンやスマートデバイスに置き換わり文房具を使う機会が減ってきましたが、アナログな道具も良いもので、久々に文具店に足を運びたくなりました。舞台の仕掛けも見もの。そして、ちょっとしたハプニングと思わしきものもありましたが、それも演劇だからこそ。

 

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このチラシは関西版なのか、滋賀、京都、大阪しか載っていませんが、この他にも、名古屋、東京、高知、広島、福岡、横浜と各地で公演があるようなので、興味のある方は是非一度どうぞ。僕はもう一度観に行きたいくらいです。

 

ヨーロッパ企画第34回公演「遊星ブンボーグの接近」