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城崎温泉に行ってきた(1)

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  先日、城崎温泉に行ってきた。妻の夏休みにあわせて自分も一日有休を取得して、日〜月曜日にかけて。温泉に行くことはだいぶ前から決まっていたけど、城崎温泉の宿を取ったのは出発日前日の土曜夜。元々は、イカ目当てで兵庫県の香住に行こうと思っていたところ8月末でシーズンが終わるようで諦め、さらに京都の夕日ヶ浦に行こうと調べたところ当日の天気予報が曇りあるいは雨で夕日が見れなさそうで断念。結局、王道の城崎温泉に決まったけれど、7つの外湯めぐりが思いの外楽しく、ここに決めてとても良かった。

 京都からは電車で向かった。特急きのさき号に乗れば乗り換えなしの1本で行けるところではあったけれど、普通列車で行っても1時間くらいしか変わらず片道で1人あたり2000円程安い、ということで普通列車でのんびりと。JR嵯峨野線に乗って園部で乗り換え、山陰本線で福知山でも乗り換えて城崎温泉駅へ。最初に乗るときはICカードで改札を通ったけれど、園部から先はICカードが使えないとのことで、園部から乗った電車内で切符を買い、城崎温泉駅ICカードの処理をしてもらった。車窓に広がる田んぼや山などの長閑な風景に癒され、街中の生活から離れて見るのも良いものだと感じた。

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 城崎温泉駅に着き、歩いて旅館に向かおうとすると、無料の送迎バスが停まっていて利用させてもらった。今回泊まるのは三木屋というところ。宿泊先を告げるとそこまで連れて行ってくれて便利。予定より少し早く着いてしまったけど、ロビーでお茶をいただいた後、すぐに部屋まで案内してもらった。食事まで3時間ほどあるとのことなので早速外湯へ。部屋には、外湯7つに入り放題のパス「ゆめぱ」が置いてあったので利用させてもらうことに。有効期限は翌日のチェックアウト時間まで。普通に買えば大人1,200円。旅館で浴衣の無料レンタルがあったので借りてみたけど着替えるのは食後ということにして、普通の服装で出た。

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 地図を見ながらまずは一番宿から遠いところ、駅近くの「さとの湯」へ。初めに湯船に使った瞬間、全身から疲れが抜けるような感覚を味わいたまらなかった。城崎に着いて30分程、湯船に浸かって10秒経っただけで、また来年も温泉旅行に行きたいと思っていた。湯船が広いだけでこんなにも違うものなのか。近所の銭湯でも良いのかもしれない、とも。ここは2階建てになっていて、階段を登ると露天風呂もあった。まだ早い時間だったからか人も少なくゆっくりできて眺めが良かった。妻との待ち合わせ時間を気にしながら出ると、彼女は既に待ち合わせ室にいた。早い。

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 次に行ったのは「地蔵湯」というところ。こちらは内湯一つと小さい子どもでも入れそうな浅い湯船が一つあるだけ。あまり覚えていない。今回も妻の方が早く出ていた。この辺りから宿にチェックインして外湯めぐりを始めた人も出てきたのか、人が増えてきていて、中には浴衣を着ている人も。カランコロンと鳴る下駄の音が心地良い。また、自転車の大会をやっていたのか、何台もの自転車とすれ違い、沿道の飲食店の店主さんなどが通る度に声を掛けて応援していた。

 そして「柳湯」へ。ここは7つの外湯の中で一番小さく、温度も高め。入口前には足湯もある。中に入ると、この時間になるとさすがに人も増えてきたのか、小さい湯船の中にグループで来ている人などもいて、空いているところに入るような形に。しかし、熱めのせいか対面にいる人が湯船から出て座っていたことから、股間が目の前にあるような状況になってしまい、気分が悪くなってすぐに出てしまった。しかし、ここでも妻の方が早かった。

 そして3つ入ったところで良い時間になってきたので宿へ戻る。食事は、各自の部屋ではなくダイニングルームのようなところでいただく形。近くには外国人の二人組などもいた。魚介類や但馬牛中心でバランスが良く、量も多すぎることはなくちょうど良く美味しかった。部屋に戻ると布団が敷いてあったので少し休憩して、外湯めぐりを再開。ここから先は次回へ続く。