7番劇場

京都、映画、音楽、サッカーなど

配偶者の呼び方

 結婚して1ヶ月程経った。と言うことで、恋人が配偶者になり、家族や友人に対してこれまで「彼女」と言っていたのが、どうにもおかしくなってしまった。いや、まだ「彼女」と言うこともあるのだけれど、いつまで恋人気分なんだと思われているかもしれない。今のところ、夫婦になっても恋人でもあると言っても問題ないと思うので、気にする必要はないかもしれないが。

 一般的には「妻」と言うのが正しいのだろうけど、どうにもかしこまっていて照れくさい。会社に提出した書類には「妻」と書いたし、特に職場ではそう呼ぶべきなのだろうけど、友人に対して「妻」と言うのも違和感がある。

 関西に住んでいるため、周りでよく聞くのは「嫁」や「嫁さん」「嫁はん」。なので、合わせるべきかとも思ったが、自分は関西人ではないので、やはりそれはどうにもおかしい。喋る中で、イントネーションは標準語なのに、そこだけ関西弁をぶっこむのはどうなのか。似非関西人だと笑われる。標準語では一般的には息子の配偶者を指す言葉のようでもあるし。

 では「家内」はどうかとも思ったが、彼女は働いてるし家の内にいるわけではない。「奥さん」も同様で、奥にいるわけではない。まあ、これは自分の配偶者に使う言葉ではなく、他人に対して「○○さんの奥さん」と使うのが正しい用法のようでもある。

 その他に思い浮かぶのは「女房」や「かみさん」だがどちらも古い。若くても50代以上が使うイメージ。海外に習って「ワイフ」もありかもしれないと思ったが、これでは気取っているようにしか聞こえない。「マイハニー」は論外。

 となるとやはり無難に「妻」と言うしかないのだけれど、なるべく妻と言いたくないので、最初に妻と言い、残りは「彼女」と言うのが良いのだろうと思い始めた。ここで言う彼女は恋人を指すのではなく「she」の方。自分が彼女と言っている時は、恋人気分なのではなく代名詞として使っていることをご承知おきください。

1606

 6月は仕事量が少なく楽だった。後半はほぼ每日定時退社。定時に帰ると、18時前後に電車に乗る人がたくさんいることに気づく。みんなで定時に帰りましょう。

 そして、何度か仕事終わりに映画を観に行った。これほど映画館に足を運んだのは結構久しぶり。観たのは、デッドプールズートピア、素敵なサプライズの3本。家でも何本かDVD/Blu-rayで観て、時間ができた分、映画を観た月だった。一番良かったのはズートピアで次点はゴーン・ガールだろうか。

 その一方で、映画を多く観た反動という訳ではないけど、読了した本の数は少なかった。3冊。ジョージ・オーウェルの「動物農場」は読んで良かった。本編は全体の半分ほどで、長い解説が付いていたけど、解説も含めて読む方が理解が深まって良い。7月には「1984」を読みたい。あと、初めて池上彰の本を読んでみたけれど、佐藤優との対談形式で書かれた「大世界史」は良かった。現代の世界情勢を理解するには、その背景にある歴史を知ることが有効という話。高校の時にイスラム史を勉強したけど、もう全く覚えていない。宗教と歴史は勉強しておきたい。

 Jリーグでは、川崎フロンターレが1stステージの優勝を逃した。最終節、優勝を期待して等々力まで観に行き、今まで観た中で最も良い雰囲気の中、試合自体には勝ったけれど、前節で2位に後退していて、結局優勝はできなかった。優勝した鹿島との勝点差は1だけだったけど、大きな差だった。ただ、シーズン通して見るとまだ2位だし、年間優勝の可能性は十分にある。オリンピックで大島、原川が抜けるのは痛いけれど、それは他の上位チームも同じ。2ndステージも1回くらいは等々力に行きたい。京都サンガはここしばらく結果が出ていない。

 あとはヨーロッパ企画イエティの講演を観に行ったり、東京カメラ部の写真展に行ったり。イエティの劇は初めて観たけど、小さな劇場(元・立誠小学校音楽室)で舞台が近く、役者さん一人一人の表情まで見えたのが良かった。もう少し大きな劇場になるけど、9月の本公演も楽しみ。

 その他、これまでに比べると結構写真を撮っていくつかInstagramにアップしたり。Flickrの利用も検討したい。6月っぽい写真で言うと、最後に載せている3枚あたり。あとは、結婚の内祝いの購入に結構時間を使った。いただいたお祝いにお返しをする文化は理解できないけど、贈り物を選ぶのは楽しいものだった。

 これから7月、8月と暑い季節がやってくるのは気が滅入る。京都の夏は暑い。休日でも家やカフェにこもる時間が増えるだろう。 

https://www.instagram.com/p/BG0H2TpSbPH/

https://www.instagram.com/p/BG1XqHiSbNp/

https://www.instagram.com/p/BG4NxRpybLH/

東京カメラ部2016写真展に行ってきた

https://www.instagram.com/p/BHMiGC1gUu5/

ちょうど先週末、神奈川にある実家に帰っていて、友人と都内で会った後、品川から新幹線に乗る前に時間ができたので行ってみました。場所は渋谷ヒカリエの9階。入場料無料。6月26日までだったのでもう終わってます。

tokyocameraclub.com

ヒカリエに入ってエスカレーターを上がると、外の写真を撮っている人がいたので真似して撮影。普段京都にいると、渋谷の街がものすごい都会に見える。ビルは高いし、工事とかしてるし。まあ都会なんだけれど。

https://www.instagram.com/p/BHKI2DpA31n/

途中から店舗のあるエリアに入り、買い物客の合間を縫ってエスカレーターを上へ。エスカレーターとエスカレーターの間に結構距離があって、動線があまり良くなかった。何か意図があるのかもしれない。途中に前を通る店舗に寄ってもらうとか。

会場に着くと想像以上にたくさんの人が。これが1億総カメラマン時代(自分も含め)。受付でアンケート用紙を受け取って中へ。入口付近には、Instagram部門の作品として、スクエアフォーマットの写真を3×3で並べたものが展示されていた。Instagramの写真は普段1枚ずつしか見ないものだけれど、同じようなテーマの写真をプリントアウトして9枚並べるのは良い見せ方だった。

https://www.instagram.com/p/BHMmsGVg0TE/

奥にはアサヒカメラと東京カメラ部主催の「日本の47枚」が。47枚全て見切れた訳ではないけど、その土地の特徴を表している写真が多く、見応えがあった。自分も各地を訪れて写真を撮りたい。

そして、奥のホールには、メインの「10選」が展示されていた。2012〜2015年の10選を含めて、同じ撮影者の方の作品がいくつか並んでいたようだった。けれど、人が多く、もう十分に写真を堪能し、新幹線の時間も迫って来たのでここはさっと見た程度。各年度の10選はウェブ上でも見れるようなので、後でゆっくり見たい。

これまで東京カメラ部は聞いたことはあってもフォローはしておらず、これほど大きな写真展に行ったのもおそらく初めて。たくさんの素晴らしい写真を見ることができたのは良い経験になった。ただ、写真は見るより撮る方が楽しい。同じような写真でも他の人が撮ったのを見るのと自分が撮るのでは違う気がする。自分の撮った写真を見返せば、そこには写っていない、撮影に至るまでの過程や周囲の風景まで思い出せるし。

少しだけ渋谷の写真を撮って、もっと東京の写真を撮りたいと思った。実家に住んでいた時は、高層ビルが並んでいるだけで面白い風景だと思うことはなかったけれど。次回、東京方面に行くときは、散歩しながら写真を撮る時間を作りたい。まあ日常的に写真を撮るようになったのもつい最近のことではあるが。もっと撮って勉強して上達したい。

https://www.instagram.com/p/BHKJOgsgFpV/