7番劇場

京都、映画、音楽、サッカーなど

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 7月は決算。だったけれど、思っていたより仕事に追われることはなかった。3連休も2.5連休くらいは取れた。その2.5連休には、出勤するつもりでほとんど予定を入れておらず、妻も旅行に行っていたため、結局ほとんどの時間を一人で過ごした。宵山に行って写真を撮ったり、ちょうど日曜日と重なっていたことで山鉾巡行を見に行ったり。一人で過ごす時間も必要だけど、あまりにも長いとつまらない。

 以前は祇園祭をやっている地区に住んでいて、宵山の期間なんかは日常生活がたくさんの観光客に脅かされ(ほとんどの道は狭く一方通行になってしまうため、仕事から家に帰るだけでも人混みの中遠回りをしないといけなかった)、祇園祭が嫌いで仕方なかったけれど、離れてみるといいものだ。宵山は一人で歩いていただけで、いまだに鉾の上に乗ったことはないけれど、いくつかの鉾や山の写真を撮ることができた。一方で、山鉾巡行は遠くから見るだけでほとんど写真を撮ることはなかった。GRでは無理があり、iPhoneでも綺麗には取れない。人の頭を超えて綺麗に写真を撮ろうと思ったら一眼レフと望遠レンズが必要なのだろう。次の機会にはカメラを準備して撮りに行きたい。山鉾巡行と休日が重なるのはだいぶ先だけれど。

 その他、妻と下鴨神社の御手洗祭に行ったり、西本願寺の盆踊りに行ったりして、京都の夏の行事を楽しむことができた。どちらも初参加。御手洗祭では、足をつける池の水が膝の高さくらいまであった上に氷水のように冷たく、1時間以上経ってもまだ足がひんやりしていた。今回は夜に行ったけど、昼間に行くのも良さそう。来年も行きたい。盆踊りは近所の夏祭りという感じ。最初は踊りが分からず輪に入れなかったけど、踊りを率いる滋賀県人会?の方に教えてもらうと複雑なものではないことが分かり、輪に入って1時間程踊っていた。家族連れや高齢者が多かったけど、大学生や外国人観光客も結構いてなかなか楽しい光景だった。次は8月15日に東寺で開催される盆踊りに行く予定。

 これ以外では、jizueとSchroeder-Headzのライブに行ったり、レキシのライブに行ったり。前者はライブハウスの一列目、後者も真ん中のいい席で見れた。もうここで運を使い果たしているかもしれない。レキシライブでは多くの人がグッズの稲穂を持っていたのが印象に残っている。イナホッホホ〜。

 読書は4冊+電子書籍伊坂幸太郎の短編と1つ。オードリー若林のエッセイ「社会人大学人見知り学部 卒業見込み」と東芝の粉飾について書かれた本「東芝 粉飾の原点 内部告発が暴いた闇」が良かった。若林は、勝手に親近感を抱いて応援しているのだけど、共感できる点が数多くあった。あそこまでひねくれてはないけど。観察力と自己との対話力が素晴らしい。東芝の本は、東芝が公開した資料に加えて元従業員の証言やメールなども掲載されていて、丁寧な取材を元に、真実あるいはそれに近い内容が書かれているように感じた。あの本に書かれている内容が本当であれば、東芝の再生には時間がかかるかもしれない。

 映画は自分の中では結構見た方でおそらく7本。うち映画館で2作で、残りはDVD。一番良かったのはDVDで見た「6歳のボクが、大人になるまで。」だろうか。同じ俳優を12年間起用して撮影されたことで話題になった作品。日常の積み重ねで人は成長していくことが描かれていて、見終わって(主人公が大人になって)すぐにまた最初から見たくなった(レンタル期限が迫っていて2回目は見ずに返したけども)。また近いうちに借りて見返したい。

 阪神は鳥谷をスタメンから外して以降好調で最下位から4位まで上がった。鳥谷本人も代打出場で9打数6安打とかで神っていた。9月に巨人戦を観に甲子園に行くことも決まり、決まった当時(7月上旬)はどうせ負けるだろうと思っていたけど、下旬あたりからチームの調子が上がり楽しみになってきた。

 Jリーグではフロンターレが年間1位をキープ。セカンドステージも1位。8月20日のアウェイ浦和戦は重要な試合。ちょうど関東にいるので観に行くかもしれない。サンガは勝ったり負けたり引き分けたり。7月末現在で6位だけど、J1昇格プレーオフには進んでほしい。イ・ヨンジェの復帰は嬉しい。

 宵山に行った3連休あたりは夜になると涼しく過ごしやすかったけど、最終週あたりから夜も暑くなってきて寝る間もエアコンをつけている。昼は当然暑く、外を歩く気にならない。それでも今年の最高気温は今のところ36度程。去年は39度まで行った日もあったし、これでもマシなのかもしれない。暑いのは嫌だし早く涼しい季節になって欲しいけど、せっかくなので盆踊りに行ったり夏フェスに行ったりして8月も夏らしいことをしたい。

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jizue × Schroeder-Headz

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 jizueのニューアルバム「story」のリリースツアーライブに行ってきた。場所はKYOTO MUSEで周辺は宵山の最中。そしてこの日はSchroeder-Headzとのツーマン。チケットは整理番号が一桁で最前列で見ることができた。

 一列目で見るのは初めてだったので、ステージが全部見えることにまず感動。前回jizueのライブを見たときはメンバーの顔が見える程度だったし、これまで行った他のライブでも最前列で見たことはない。あと目の前にフェンスがあり手を置くことができる。そこに荷物を引っ掛けているプロの方もいた。ただし場所を取っておくためドリンクをもらいに行くことはできなかった。

 ライブは前半がSchroeder-Headz。メンバーが登場すると、靴まで見える。Schroeder-Headzは事前に予習しておらず、知ってる曲がいくつかあったくらいだけど、知らないままでも楽しかった。曲調は爽やかなものが多い印象。初めはキーボード、ベース、ドラムを順に見ながら曲を聴いていたけど、途中からフェンスを挟んで一列前にカメラマンの方が現れ、半分写真撮影の方も気になってちら見。どんなカメラを使っているのかとか、ステージ前の低い位置から撮るの大変そうだなーとか。jizue目当てで来たライブだったけどSchroeder-Headzも良くて、これからいろいろ聴いてみたい。最新アルバムも割りと最近に出たらしい。

 そして後半はjizue。祇園祭と言うことで、全員浴衣姿だったのはこの時、この場所ならでは。足元はサンダルだったり素足だったり。最新アルバム「story」のリリースツアーと言うことだったけど、過去のアルバムからも代表曲などが演奏されて、好きな曲も聴けて良いセットリストだった。曲の合間のメンバー間のやり取りだったり、お客さんとのコミュニケーションが面白くて、演奏だけではなくトークも楽しかった。この大きさのライブハウスだと、アーティストとの物理的な距離は元々近いけど、jizueの場合は、心理的な面も含めてさらに近い気がした。地元で演奏しているというのもあったのかもしれない。